野鳥フォトグラファー 菅原貴徳の日々。オーロラの下での生活も昔のこと。まるでオーロラのように儚く行ってしまった。あの経験から、何を生み出せるでしょうか。
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山の上の春 Spring in the highland
苔むす森の奥。
let's go into the mossy forest.
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even wild plants seem to welcome you.
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A beautiful blue bird sings!
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So does yellow and black one.
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After a while, the forest was covered with silky fog, and birds were hardly seen,
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though their songs could be heard.
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What an amazing hour I could spend!
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# by taka_s-birds | 2016-05-19 18:15 | Field日記 2016 | Trackback | Comments(0)
山で流れ星に出会ったような話。 
山に来ています。国内なのですが、ヨーロッパ人の多いホステルに泊まっていて、日本語よりも英語を喋ってばかり。いつかの(いま、BIRDERで連載している写真を撮りながらヨーロッパを巡った頃)旅を思い出しています。

そして、ホステルで出会った方が行くというので、バス待ちの間に寄った観光地。一人だったら来なかったかな。
そしたら、駐車場の真ん中の木の天辺から聞き慣れぬ囀りが。見上げるとなんと、ジョウビタキ!

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近年、日本での繁殖例が報告されていますが、本来は冬鳥のこの鳥。僕がこの時期に見るのは初めてでした。なんとも言えない、3音ほどのシンプルな声。


このジョウビタキを撮影しているとき、通りがかったオランダ人の夫婦に、「あの鳥は日本語でなんと言うの?」と聞かれ、教えてあげると嬉しそうにしていました。そのあと、バス停に行くと、待っていたのはそのご夫妻。にっこりと迎えてくれ、話すことしばし。

「私たちも鳥が好きなのよ」と言う奥様の向こう、駐車場を走るハクセキレイを追いかけるご主人。
僕「でも、日本のハクセキレイには、目のところに黒いラインがあるでしょう」
「ほんとうね!よく知ってるわね」
僕「実は、ノルウェーに住んでいたことがあって」

話は続き、

「オランダには鳥を見に来ないの?」
僕「いつか行きたいと思っている街があるんですよ!」と告げると
「それならうちから20分だわ!ぜひ、おいで!」「その時はうちに泊まってね!」

調べても行き方が分からず、一度は諦めた場所。それが、日本の、とある山の中での出会いで一変するなんて。
やがてバスは来て、アドレスとともに、たまたま持っていたカワセミ柄のボールペンを渡し、そしてお二人からは、アドレスとたまたま持っていたオランダのチョコレートを頂きました。

いつかまた、会いましょう!

そんなチョコレート。

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I have good reason to visit the Netherlands!

行くべき場所・会うべき人が増えました。またね!


鳥に出会いたい以前に、鳥を通じて人と出会いたい。知らない景色に出会いたい。
それが、僕が鳥を見、撮り、そのために出かけて行くモチベーション。
それとは逆に、人との出会いに身を任せていたら、思わぬ鳥に出会えることもあるのがまた面白い。
要は、常に願っていること、それによって偶然をキャッチできるということ。
鳥を見ていなければ起こらなかった出会いにこれまでも支えられてきましたが、ここでもまた、思いがけぬ出会いに幸せをもらいました。

ここでの取材もあと2日。更なるよき出会いを!
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# by taka_s-birds | 2016-05-09 21:25 | Field日記 2016 | Trackback | Comments(2)
虎の威を借る・・・
そういえば。という訳でもないですが、もう越冬期が終わり、この場所からも去ったので載せようかと。冬の間、コソコソと撮影していた鳥、トラフズク。

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観察開始初日、カメラを向けたら思いっきり睨まれたので、数日間は双眼鏡だけ持って、塒(ねぐら)を出てからどこへ向かうのかをひたすら観察。次の数日は止まりそうな場所で待機。毎日少しずつ距離を詰めて、僕に慣れてからようやくカメラを構えました。10日を過ぎた辺りで、カメラの音も気にしないようになりました。毎日同じジャケットで行き、安心してもらうために僕を認識させました。

ほとんどの場合、塒から出たらすぐ見えないところへ飛び去り、闇の中へ行ってしまいますから、最初に止まった枝だけが撮影の勝負。シャッターを切れるのは長くて10分です。故に、下手にプレッシャーをかけて塒を放棄させるなんてもってのほかで、逆に僕に慣れてくれた方がシーズンを通してのチャンスは多いだろう、と思った次第です。

今回の写真は随分明るく写っていますが、シャッター速度を数秒に設定し、ストロボやライトなどを当てることなく撮影したものです。それができたのは、ISOを上げても充分な画質を保ってくれるカメラがあったからこそ。自分の技術は棚に上げて、最近の優秀なカメラが撮らせてくれたということです。虎の威を借りて。


まだまだだなぁ、と思ったのは、被写体が魅力的であると、写せたことで満足してしまい、構図やレンズ選択が甘い、なんてことも多々・・・。家に帰ってパソコンに取り込んだところで、詰めの甘さを嘆くんですね。そう、被写体の持つ力に頼りすぎて。確かに人気の鳥なのでいい反応はもらえるのですが、虎の威を借りてばっかじゃダメですね。

あと、今回撮影してみて気付いたのは、夜というのは思いの外、明るいということ。それも、晴れより曇り、曇りより雨の日に明るい。都会の灯りを雲が反射するので、空抜けなら鳥のシルエットがよく見えるのです。お陰で、ライトを使うことなく、耳のような羽(羽角)のシルエットを頼りにピントを合わせることができました。それでも、一度闇に溶けたらもう見えないのですが。

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余談ですが、
撮影するにあたって、フクロウ類のどのような写真が撮られているのかを調べたりしたのですが、ストロボをクリップ・オンにして、正面から発光させているものが多々ありました。鳥がレンズを覗き込んでいるものまでも。せめて、正面から閃光を浴びせるのは控えてやらないとと思いました。それと、瞳孔の大きさを見ればどの程度強くライトを当てたのか想像がつきますね。猫と一緒です。年末にちょうど、何度かストロボの話題になったのもあり、考えを新たにしたところでした。

ストロボの是非を論じるつもりはありませんが、無くて済むなら無しで済んだほうがいいのは自明です。使うにしても、以前よりも相当、弱い光で充分ですね。工夫をしてやることで、鳥たちへの負担も減らせると思います。

このような気付きと反省と、経験をさせてくれたトラフズク。この鳥の写真を載せることにすごくナーバスになっていたのは、例えば音を立てたり塒の樹を蹴って目を開けさせるなど、信じられない方法で写す人が残念ながらあちこちにいると聞くからです。

けれど、載せると決めた以上は一言。

「本当に、その方法じゃないと写せないのか。」
常に考えるようにしようと思います。

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# by taka_s-birds | 2016-05-04 13:49 | Trackback | Comments(0)
「ねずみに支配された島」を読んで
はじまりました、突然思いつきで書き連ねるこのコーナー。今回の本はウィリアム・ソウルゼンバーグ著「ねずみに支配された島」。自分のための覚え書きが9割。

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まず、この本のタイトルは「ねずみに支配された島」ですが、元の英題を見れば分かるように、本書が扱っているのは野生の楽園である地域(主に島。島と言うのは、捕食者の侵入がない環境下で独自に進化する生物も多い)に、本来そこにいなかった生物が"人為"的に侵入し、そこに本来あった生態系を如何に破壊してきたか、というもの。そしてもう一つ、そのような危機的状況から脱するために、人類はどのような作戦を実行したか、その成果は?というもの。本書で登場するPredators(侵入者)にはネズミだけでなく猫や狐、更にはヤギやブタまで含まれており、一見愛らしく見える動物さえも、生態系の崩壊を招き得ると言うことが書かれています。とはいえ、もっとも多くの文量を割かれているのはネズミです。

例えば、ニュージーランドにおいて、ネズミの進入によって、飛べないオウムの仲間、カカポが失われて行く課程であったり、アラスカ州の崖で繁殖するウミスズメの仲間が激減した事例。北極圏の崖で繁殖するウミスズメ類の数は圧倒的で、端からはその数が衰退している様子を汲み取るのは難しい。しかし、よく見れば、個体の中で最も栄養価が高い脳みそと心臓のみを食われた死体が岩陰に無数にあり、その数から計算すると、無数にいるように思えるウミスズメでさえも、数十年のうちに地球から失われてしまという恐るべき計算式が成り立つそうです。

我々が調査で訪れる島でも、猫やネズミにやられたと思われるミズナギドリ類の遺骸を見かけますし、最近では、アホウドリ類のヒナが生きたまま傷口から肉をネズミに食べられているショッキングな写真がSNSで出回っているのを見ました。繁殖地で親を待つアホウドリの雛はぷくぷくしたオイルタンクのようなもの。天敵のいない島で繁殖するウミスズメと同様、無防備な彼らは捕食者にとってはこの上ない食糧となるのは想像に難くありません。あるいは、直接的に攻撃を与えない場合でも、植物を食い尽くすことで周囲の環境に改変を加え、結果的に生態系のバランスの崩壊を招く場合も。


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ハワイ州のコアホウドリの雛


ネズミの拡散の歴史は、人類の航海の歴史と被ります。積み荷に紛れて各地を旅し、辿り着いた先で爆発的に数を増やし、あっという間に勢力を拡大してきました。本書はその途方もない数のネズミを徹底的に島から排除し、原生の自然を取り戻すまでの経緯が軸です。

しかし、ネズミたちが各地に侵入するにあたっては、人類が多大に手助けをして来たことが明らかです。にも拘らず、全体を通して彼らを「侵入者」「忌々しい敵」と表現するなど、忌むべき対象として認識するように一貫して誘導されています。その一方で、本来は「いかにして侵入者を駆除するか」という目的のもとで研究をしていたネズミという生物に対し、研究を進めるに連れ研究者たちがネズミの持つ知性や能力の高さ(例えば、毒餌を食べて苦しむ他個体を見るとその餌を避けるようになる、海を数百メートルも泳いで移動する)に驚嘆し、愛らしさまで感じている様子が書かれています。「ネズミ算式に」増えることで、人間が作った毒餌さえも見抜く性質を持った優秀な遺伝子が個体群中で急速に増えるなど、変化や揺さぶりに強いと言う点でも優れています。実際に、知性や能力の高さを感じられる例を書き連ねた章では、読んでいる自分も、もっとネズミたちのことを知りたくなるような、野生動物としての優れた面を感じさせられるものでした。

最終的に、成功した駆除策と言うのは主に2つ。ひとつは「毒餌」およびその散布手法の開発。そこで様々な毒餌を開発することで島のネズミを根絶することに成功します。これにより、ネズミの根絶には劇的な効果があり、ネズミが1匹もいなくなった島では、原生の自然が戻りつつあることが示されています。その一方で、スカベンジャー(腐肉食の動物)は、このような毒餌を食べて体内に毒素を蓄積し、実際に死亡している例も見つかっているとのこと。しかし、駆除前よりもその島で繁殖する生物の多様性は上昇し(それは、オリジナルの状態=侵入者が侵入する以前の水準 なのですが)、数年のうちに一時的に失われた種も戻ってくるとのこと。短期的に見れば、毒餌を食べた"個体"は死ぬものの、長期的に見れば個体群の維持には有益に進むこと。この視点を持ち、時にドライにならなくては自然回復事業には取り組めないことがわかります。

もうひとつはより直接的で「銃殺」です。ハンターを雇い、徹底的に侵入者を撃つ。そのために、女性ホルモン投与によって雄を惹き付ける能力を高めた雌を囮に使い、おびき出された雄を撃つなど、倫理的にギリギリのところで行われている作戦も多々。

問題は、ここで死ぬ動物種。ここで人間のエゴイスティックな思考が問題になります。つまり、ネズミが死ぬのと、猫や狐、ハクトウワシが死ぬのでは死の重さが違う、と考える性質。大事なのは、作戦に関わっている人たちでさえ、何も喜んで侵入者を殺しているのではなく、(ネズミの知性に虜になった研究者のように)痛みを感じつつも駆除に関わっているということ。この感情が理解できないと、0か1の、極端な議論が起こり、互いに歩み寄ることができなくなると感じます。「護ることは殺すこと」。殺すことの痛みを感じつつ、しかし、この一時の痛みを耐え抜くこと(そこには、新聞の投書、世論、そして動物愛護論者たちからの批判も含む)により、原生の生態系を取り戻す喜びに触れることができるはずと信じることが大切です。この状況を、ガン患者に対する副作用を伴った治療、とした表現は秀逸だと思いました。

さて。
読みはじめはたくさんのカタカナ語の地名や、独特の語り口調、言い回しに読みにくさを感じましたが、無理矢理読み進めて行くうちに解消されて行きました。これからの世代で失われる種類が少しでも減るよう、みなさんにぜひ読んでいただきたい良書であると思います。

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# by taka_s-birds | 2016-05-03 00:22 | Trackback | Comments(0)
みちのくの春。 Spring in the north east Japan.
三陸の海岸にある研究センターに来ています。今年は何度も北へ行っているので、行く先々で満開の桜に出会えているという幸運(しかしそれは、行く先々で花粉症前線に追いつくと言うことも意味するのですが…)。

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この夏に調査でお世話になる予定の無人島へ。
I'm visiting the North east Japan, called Sanriku. We, members of seabird research group went to islands where nobody lives and birds colony exist.

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島ではオオセグロカモメに迎えられました。といっても、威嚇なのですが。様子だけ見て去ります。すでにペアリングは終わり、これから営巣準備かな?という感じ。

スミレ咲く斜面に開く穴は、オオミズナギドリの巣。
Violet flowers bloom nearby shear waters nests
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コロニーの中はオオミズナギドリに特有の臭いに包まれています。そして、我々の合羽にはその臭いが染み付いております。

東北にも春がやってきました。


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# by taka_s-birds | 2016-04-26 22:15 | Field日記 2016 | Trackback | Comments(0)
白一点
先日、山で撮影した風景写真。
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ん、ファインダーの隅で白い点が動いた?
Something white on right side moved・・・?

Oh, Smew!

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よくよく見ればミコアイサ!ちょっと得した気分。

上の写真から探してみてくださいね。ただし、めちゃくちゃ小さくしか写っていませんよ。笑

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# by taka_s-birds | 2016-04-20 11:38 | Field日記 2016 | Trackback | Comments(0)