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さて、前回の続きです。3/1の夕方にBodoへ到着しました。ここは北極圏の入り口に位置するNorwayの港町です。ここを訪れたことのある日本人は、留学生を覗いたら非常に少ないのではないでしょうか。寒さは予想していたほどでなく、準備して行った衣類のすべてを着なくても平気なほどでした。ただ、ほとんどすべての日程中で曇りがちで、ようやく太陽が見えても数十分後には吹雪、そしてまた止み、というような、非常に不安定な気候の場所でした。
さて、到着の翌日は、現地に滞在している先輩に、この辺りの簡単な道案内というか、どこに海があって、林に行けて、というような地理を教えて頂きました。 午後から、早速カメラを持ってふらふらと。日本でも聞き覚えのある声に誘われて行くと、シジュウカラが見られました。ただし、お腹は黄色。日本産のとは明らかに異なり、このような違いに、あぁ、自分はヨーロッパに来たんだ、ということを感じます。 シジュウカラ Parus major あちこちを「ガシャガシャ」言いながら飛びまわるのはカササギ。葉が落ちた森には、沢山の巣の跡が見られます。 カササギ Pica pica←なんともかわいい学名 笑 この日は、天気もいまひとつ、疲れもあったので、早めに切り上げました。 3/2、朝から一人で海へ。時折太陽が出てました。この海へ来てまず驚いたのが、日本では沼でよく見られるマガモが、こちらでは海岸沿いで沢山見られること。偶然ここにいた、というのでなく、明らかに住みついています。海岸沿いは、アイスランドカモメやオオカモメ、ニシセグロカモメなどが飛び交っていました。 マガモ Anas platyrhynchos カワアイサも見られました。こちらもなんとなく、日本だと川にいるイメージです。ウミアイサも見かけたのですが、1羽だけ。明らかにカワアイサが多かったです。 カワアイサ 雌 Mergus merganser そして、スーパーの裏を飛んでいたオジロワシ。さすが、北極圏。さすが、Norway。町の規模が小さいのもあるのですが、建物が並ぶすぐ裏には豊かな自然が残されており、探せば探すほど、見つかりそうな雰囲気があります。 オジロワシ Haliaeetus albicilla 3/3は、現地で出来た友達に車で郊外にある渦潮の観光名所へ連れて行ってもらいました。観光名所と言えど、ここはNorway。人などいません。せっかくなので、500mmをセットしてしばらく待ってみます。 渦潮が発生する場所は魚が集まるのか、コオリガモがダイブを繰り返していました。同じ場所で、上空からはニシセグロカモメも飛び込んでいました。 コオリガモ Clangula hyemalis コオリガモの英名は、Long-tailed duckつまり、オナガガモ。日本でいうオナガガモはPintailで、いずれも尾羽が特徴として捉えられています。 渦潮を見下ろす橋へ。急に吹き荒れ始めた雪の中、開かない眼を何とか凝らすと、遠くに白い点が…ケワタガモでした。この旅で、是非とも見てみたかった種です。 Somateria mollissima ちなみに、4/30の記事、「もう少し…」の写真も、ここで写したものです。鳥が隠れているのがお分かりいただけましたか?7羽のムラサキイソシギが隠れています。左端のものはくちばししか写ってないのですが汗。橋の真下に飛んできたので、そのまま写しました。本当はじっくり写したかった北極圏の種なのですが、旅を通してチャンスに恵まれませんでした。 ここまで写真を見て頂くとお気づきの方も多いかと思いますが、日本でもおなじみの種類が多いんですね。おなじみと言っても、コオリガモやカワアイサのように比較的よくみられるものから、ケワタガモのように、北海道で数年に1度見られるようなものまで程度はさまざまですが。また、シジュウカラやズキンガラスのように、色が違うなど。ただ、日本で見るよりも総じて恵まれた条件で見られることが多かったり、素晴らしい風景の中にいてくれたり、やはり楽しいですね。また、僕にとっては、カワアイサやケワタガモ、コオリガモいずれも日本では会ったことがなかったので、夢中で写していました。その地方にしかいない種類を求めるのも、このような出会いも、いずれもいいものです。と思いながら。 日本から、意図的にそれほど情報を仕入れてこなかったので、どんな鳥に出会えるのか、毎日ワクワクしながら、新しい鳥を見つけるたびに興奮しながら撮影していました。へぇ、こんなのもいるのか!と。 さてさて、5日までこの町に滞在した後、ひとり船に乗って、さらに北を目指します。次回は、航路と途中に滞在した島で出会った鳥を載せようかな、と考えています。 では。
by taka_s-birds
| 2011-05-05 00:52
| 欧州放浪 2011
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