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昨日、空気を入れ替えようと部屋の窓を開けたら、割と低いところをオジロワシが東へと飛んでいきました。慌てて手持ちで写し、室内外の温度差で不鮮明ながらもPCで見ると、どうやらビニールヒモのようなものを運んでいます。巣材にするのでしょうか。
こんにちは。 気温に関して言えば相変わらず氷点下の日が続くここノルウェーですが、風のない晴れた日には、なんとなく、ほっとするような温かさを感じます。気温が0度ある日には、決して強がりでもなんでもなく、「あぁ春っぽい」と感じられるから不思議です。アオガラやシジュウカラが木の天辺で囀ってくれているからかもしれません。 さて、部屋からオジロワシを見送った後、遊びに来ていた後輩を空港へ送ったついでに、港へホンケワタガモを撮影に行きました。ようやく、500mmで写します。ちゃんといくつかの群れが港にいてくれましたよ。 広い海。そんなに密集しなくてもいいだろ、といいたくなりますが… こう見ると、不思議な色をしてますね。嘴と後頭部の色が同じなのには何にか理由でもあるのでしょうか。お腹のピンクも徐々に濃くなりつつあるような。 このヒトは何か喉に詰まらせたようで、必死に首を伸ばしてました。しばらく格闘した後で落ち着いたようでしたが、こう見ると恐竜のようですね。単独でいたら種の特定に迷うかもしれません。 さて、タイトル通り今回のハイライトはコオリガモ。以前にもパラパラと見かけたことがあったものの、遥か彼方に数羽ということがほとんど。それが、昨日は40羽ほどが港に入っていました。ここ数日の暴風から避難してきた、というのもあるかもしれません。 しばらく見ていると、狭い場所に入っていくのが見えます。そこへそっと近づき、待ってるとどんどん来るコオリガモ。 飛んできてくれるのはいいのですが、彼ら、着水がほんと下手。笑 お腹からジャボン!と落ちブレーキ、その慣性で頭もジャボン。お蔭でものすごい水しぶき。 彼らがこの水路へ集まってくるのは、この狭い場所が港内で唯一、スロープ状のカキ礁で覆われた海岸で採餌することが理由のようです。よく見ると波が入るたびに海底から有機物が巻き上げられ、それを食べてるであろう魚が集まっていました。あるいは、コオリガモが追い回して出てくる小動物を食べていたかもしれません。また、コオリガモは餌をくわえて海面へ出てくることはありませんでしたから、これらの魚でなく、一口大の生物を食べてると思われます。時々泡が上がってくるのも、底生生物を食べていることを示唆するのではないか、と思います。 ぷか、と浮かんできて、こちらを見て遠ざかるものの、よっぽどこの場所が餌場として適しているのか、すぐに引き返してきます。やがてこちらを気にしなくなりました。面白いことに、潜る時はみんな同時に潜水を開始し、浮上も同じタイミングです。この幅わずか7mほどの狭い水路に20羽ほどのコオリガモがひしめくのですから、なかなかすごい光景です。 撮影を開始したのは3時くらいで、気付いたら6時近く、帰ることに。ここへ来て、さすが北極圏だなぁ、と感じるのは、一気に陽が伸びたということです。極夜と白夜が示す通り、夏と冬の陽の長さの差がとても大きいので、長く始めると一気にくる感じです。そして、低いところを太陽が通っていくため、夕陽の時間も長く、それに照らされた雪山は相変わらずに美しいです。 極域の植物(+植物プランクトン)生産のほとんどは夏に起こるのですが、それを教科書では読んだことは有っても、こうやって生活の実感できることの方が、よっぽどよく理解するきっかけになりますね。 ノルウェーは、イースターホリデーで1週間の休暇に入りました。 またこの場所へ、コオリガモの撮影に行きたいところです。
by taka_s-birds
| 2013-03-23 01:02
| ノルウェー暮らしの日々2012-13
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