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野鳥フォトグラファー 菅原貴徳の日々。オーロラの下での生活も昔のこと。まるでオーロラのように儚く行ってしまった。あの経験から、何を生み出せるでしょうか。
by taka_s-birds
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干潟。
雨が続いて迎えた週末。
そして、久しぶりに雪が戻ってきた土曜日の午後、シギチや、先日のユキホオジロに続く小鳥類が来てないか見たくて海岸へ行くことに。海岸へと下りて行く途中、ふと河口の干潟を思い出し、探鳥したことのない場所ではありましたが頭に残ってた風景からしたらシギチが来ていてもおかしくないと思い、そちらへと行ってみる事に。
こちらへ来た当初であれば結構「遠い」距離であったと思いますが、長い距離を歩くことにもいつしか慣れ、先日までカワガラスを撮影していた川と大して距離が変わらないこの場所をあまり遠いとは感じませんでした。

さて、
干潟。_c0001429_6183617.jpg


こちらが河口の岸から上流側を見た風景。いかにも、な感じですよね。付近にはこの規模の干潟はありませんし、これで鳥がいないわけないだろう。そう思える風景です。腰を据えて、なにか動かないか待ちます。

カモメが多く飛んでいました。繁殖期を迎えており、縄張りを主張するように反りあがって鳴くものが多くいます。最初は人の姿を警戒しましたが、やがて餌を求めて近くを飛ぶようになりました。
干潟。_c0001429_6191375.jpg


ユリカモメも、ここでは多く見かけました。ペアになっているものも多いようです。つがいの仲の確認か、翼を半開きにしたような姿勢で鳴き交わす姿が多く見られました。そして、近隣のペアともよく追い出し合ってます。
干潟。_c0001429_6191752.jpg


ふとした瞬間に、遠くから一直線、こちらへと飛んできたのはウミアイサのペアでした。近くに降りてくれたものの、向こうも人がいるとは想定外だったようで、少しずつ遠ざかり、やがて元来た方へ飛び去りました。
干潟。_c0001429_6192197.jpg


新しい鳥と言えばこのウミアイサくらい。カモメ類を小型の茶色い猛禽がかき回しましたが、きっとハイタカだったと思います。期待のシギチはまだ来てないのか、確認できず。遠くの磯を見ると、ミヤコドリが集団で休んでいます。全部で70羽ほどを数えました。こちらは順調にそろっているようで。
干潟。_c0001429_6193469.jpg


せっかくなので、横長の画像にしてみました。
この後、この群れが飛んだ際の画像を見たら小型のチドリ?が2羽写ってましたが、種類の判定には至らず。

さて、この河口に広がる干潟、貝殻が堆積した中洲もあり、シギチやカモメ類の繁殖地となりそうです。また、自分としては何とも写したい鳥、キョクアジサシ。今日はまだ到着を確認できませんでしたが、もし渡来すれば繁殖地となりうる環境だと思いますので、今後も定期的に見ていきたい場所です。
ほかに見たいものと言えば、エリマキシギなど。もちろん、夏羽の雄希望です。来るはずなんです、この辺り。今回は種類も少なかったですが、面白い場所であるのは間違いなさそうですので、今後に期待してしまいます。

さて、岸での写真を2つ。
干潟。_c0001429_6193931.jpg

石に刻まれたこの模様、植物か藻類の化石のように思えます。もしかしたら、と注意して足元を見ながら歩いていたのですが、ふと目に入ったのがこの石でした。

流木も何となく味があるように見えますね。この上で、キョクアジサシの求愛給餌希望。
干潟。_c0001429_6193030.jpg


希望通りいくわけないと思いつつも、期待して出かけるのみです。

by taka_s-birds | 2013-04-21 06:38 | ノルウェー暮らしの日々2012-13
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